今季最後の上高地、北アルプス涸沢ヒュッテに挑む

登山・ハイキング

初心者にとって、晴天ながら過酷な登山

登山者にとって、百名山は挑みたい山。

初心者でも憧れる。

初めて登ってみて、感じた。

このアプローチは、やはり体力が絶大だ。

過酷な絶壁などは無かったが、体力の維持。

ひたすら登る。周りは絶景。片足が重い。

常に常に、登っていく。

しかし経験を積まないと体力は付かない。

一人なら自分に甘える。

やはり他力本願でしかない。

登山は時間厳守。途中で休憩する場所もない。

頂上に近づくにつれ、どんどん条件が悪くなる。

他力本願とは、厳しく指導してもらうことだ。

涸沢は、途中登山であり入口。

ここから枝分かれをして、更に上の山々を狙う

登山途中。

凍えそうな気温だ。

体感温度だと氷点下

当日、台風と秋雨前線の大雨でダブルパンチだったが・・

木曜日に出かける予定だった。

ところが金曜日の夕方から雨との天気予報で、土曜日は完全に雨。

ここのところ、土日になると大体雨になる。

連続で台風も来たりする。

更に連日、夏日。

その中で上高地は、そろそろ閉山。

あきらめかけた数日前、最終日が快晴とわかった。

そうなると電車やバスの空いた席も、たちまち満席。

ギリギリ席を取れたが、その後一つも空いてないのには驚いた。

10月の三連休も大賑わいだったが、今回11月の三連休は今年最後の紅葉日和。

さぁ出発ー。

前日行けたら、、当日そう思って早朝の空を見た。

前日の夜、そんな雨ではなかった。

一日中雨と言っていたが。

昼間雨のお陰で頭痛が治らない

食生活も悪く、そのせいだろう。

おかげでしっかり寝られて、準備に入る。

この日のために買ったザック。

34リットルと自分にとっては少し大きい。

今まで人任せだったもので。

そして今回はテント泊。

結局いつも何を入れたらいいのかわからず、感覚で。

食べ物は少なめにというので、家に置いていった。

二人で行くので、相手の意見優先。

きっとたくさん買ったのだろうと推測。

バタバタと出かける。

待ち合わせの新宿に着き、買いたかった珈琲を2つ買った。

ちょっと変わったcafe

すぐにホームへ向かう

会えるまで心配

あずさ1号って、なんかいい感じ

あードキドキ。

ささっ、コーヒーブレイク。

和やかな時間が流れていく

珈琲を頼んだら、水あめが付いたリンゴをもらった。

あずさはワゴンの車内販売があった

新宿から松本まで1時間43分

松本からバスと思っていたら

バス関連の電車に乗るらしい。

ここでは紙の切符のみでSuicaは使えない。

女の子が可愛い。

松本から新島々まで向かう

だいたい1時間ほど、

電車に揺られる

新島々駅

これからバス。

みんな同じ方向

着きました

とうとう上高地

天気も最高

さぶっ

じっとしていると寒い

歩いてきた体の汗で濡れた服が冷えてくる

ダウンを羽織った

ここで、やっと食事

ごちゃごちゃと並べる

これからテント泊をする場所まで歩いて3時間

休憩しながら向かう

テント泊、横尾山荘まで徒歩の道のり3時間+30分

このルートは、絶景スポットが結構あり、写真をたくさん撮れた。

ポールも不要で、ひたすら平坦を歩く。

カメラはぶつけるだけで壊れてしまうので、登山のときは撮れない。

3時間というのは目安で、かなり余裕を持たせた時間。

明神館、徳沢、横尾と1時間に1回休憩ができるルートだ。

ところが写真を撮ったり休憩が長引いたりとロスが増える。

昼が短いので暗くなる前にテントを配置させたい。

最後の方は、急ぎ足で横尾に向かった。

到着したのは16時10分。

30分後には、何とか完成

夕方になるにつれ

冷えていく

山荘がほんのり明るくなる

暗くなると、ぐっと冷える

寒いのに、中には入れない。

まだ17時過ぎだ

カップラーメンとアルファ米のピラフを作る

コーヒーを作ろうとしたら虫が入って作り直した。

作り直そうとしたら、ガスが無くなる。

山荘で頼もうとしたが、売っていなくてお湯を100円で譲ってもらった。

本来は、もらうことが出来ないらしい。

ますます寒々となった

外で、6度くらい

17時30分頃

テントに水滴が・・・

どういうことだろう

テントの中は過酷、秋でも氷点下

食事が終わり、テントの戻る。

その前にトイレ。

唯一、建物の中にあり暖かい。

暖房は無くとも遮られているだけで暖かい

もう暗闇。ライトがないと歩くことさえできない。

テントの中、まだ19時過ぎ。

狭いわ寒いわで寝袋の中に入る。

こんな早く寝るのは・・・。眠れん。

・・・寒い。

今21時。

温度計を見てみる。

あ、2度。

なんだかトイレにも行きたい気がする。

この寝袋を脱いで外に出るのは嫌だ。

このまま朝まで、寝れるのか。

ゴロゴロ、ゴロゴロ、寒い。

何度、今。

あ、-2度。氷点下。

寝袋が薄すぎる。

何とかなると思っていたが。

こんなに冷えるとは思わなかった。

二人で寝ていたが、どうやら自分だけが冷えているようで。

深夜、冷えるね、と聞いてきた。

ずっと寒い。

寝袋が水滴に覆われている。

これが寝袋カバーの意味かと理解した。

テントはびっしょり。

自分では温度差による湿気と思ったが。

早朝、メインイベント涸沢ヒュッテに向かう

5時過ぎ、テント内を片付ける。

夜中、寒くて服など重ねていたので、時間がかかった。

テント本体はそのまま。

片付けは戻ってから。

霜がすごい。

寒かったのねー。

朝は冷え込む

昨日からの延長戦

状況は悪い

このまま涸沢に向かう。

近くにあった他のテントの人も、かなり寒そうだ。

みんな外国人のようだが。

少ないテント。

時間的に厳しかったので

この場所になった

予定よりかなり遅れる。

6時前、山が陽に当たる

この橋が涸沢への登山口

ここからポールが必要になる

この先、片手にカメラは危険を伴う

石が多い。

霜で滑りやすい

空が青い。

もうすぐ涸沢。

写真ではわからない美しさ

カメラは持てないので、携帯で撮ったりするけど、息切れがひどくなかなか先に進めない。

どうしても撮りたい景色。

その度に手袋を取らないと。

かじかんで感覚がわからない。

力が入らない。

中央に見えるのは涸沢ヒュッテ

カメラでは映せず、これは動画の切り取り

感覚無くてボタンを押すこともできなかった

涸沢ヒュッテ

営業は終了していた。

え、もう?

すぐ出なきゃ。

涸沢ヒュッテの中、写真や動画が撮れなかった。

手が動かなくて、ボタンが押せない。

ほんとに残念。

遠くにある山荘、

もう解体を始めていた

まだ朝でも暗くなるのは早い

風が強くて手が切れるようだ

3時間登ってきて、5分の休憩

またこの後すぐにテントのある場所へ戻る

今回は、この場所までで限界。

時間制限もあり、自分の体力の無さに絶句する。

時間が押している。

バスの予約に間に合えば。

駆けていくように下る。

うちのテントだけが残っている。

今ちょうど12時あたり。

この後すぐに上高地へ向かう。

朝からずっと歩いてます。

喉元過ぎれば熱さを忘れる、たった二日のdiary

下山途中、ケルンを見つけた

山頂や登山道、分岐点、徒渉点などを表すために、小石を円錐型(三角型)に積んだもの

みんな写真を撮っていた

もうすぐ上高地。

荷物が重い

体中痛くて、最後の休憩を。

ここで、よいしょ。

あー、見えた。

上高地。

最後の休憩から15分歩いた。

ラストって、長い。

この後、時間もそんなになく、定時にバスに乗り

無事に帰るとこが出来た

家に着いたのが22時くらい。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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