旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス

温泉

南は伊東、北は青森まで、1万円で行ける超お得チケット

JR東日本では、過去にも様々なお得なチケットを発行している。

かなり前だが、関東から函館まで3日間往復で¥23.000(うろ覚え)というチケットを買って利用したことがある。

青森まで4時間、函館まで3時間、合計7時間といったところだ。

今回は平日のみで、仕事があると難しい場合もあるが、旅行好きにはきっと魅力的なチケットだと思う。

1日だと1万円だが、2日連日だと1万8千円で、更にお得。

2週間前までにチケットを予約しないとならないが、先に予約して後に指定席を予約してもいい。

このお得期間は、わずか1ヶ月しかない。

金曜日にキュンパス、土日泊まって月曜日キュンパスもアリだ。

キュンパスチケット   指定席はSuicaの登録も必要ない

さっそく購入

今回は、母親の傘寿ということもあって温泉へ連れていくのにキュンパスを利用する。

駅から近い、歩かない、雪景色、となると、なかなか無くて探すのに何日もかかった。

自分は今回なるべく安く済ませたいので、安い宿も検討する。

母の友達と3人で、と考えて、条件がなかなか難しい。

せっかくなので、かまくらも見たいと思い、秋田も検索したが土日しかやっていない。

ストーブ列車も憧れたが老人は厳しい。

あと時間がない。

北東北のさまざまなイベントは、大体2週間ほどで終わってしまう。

終わる頃にキュンパスが始まるといったところ。

青森も何度も検索、ちょっと難しい。時間がない。

友達の条件は午後13時の出発だった。

そして、朝までかかって検索し、ようやく岩手の雫石にたどり着く。

チケット購入は、簡単にできた。

オンラインのみなので、ご注意を。

本来指定席を数枚の場合Suica番号の紐づけが必要だが、このキュンパスは不要のようだ。

チケットレスは使えないので、当日までに切符販売機で発行しておく。

今回は、岩手県雫石

盛岡までは普通の乗車賃では¥14.270だ。

乗車券のみだと¥8.580。

ちなみに青森までは乗車券のみ¥10.340。

指定席を合わせれば¥16.730。

あくまで東京からの料金。

キュンパスは1万円で済んでしまう。

私鉄もJR東日本ならコミコミだ。

さて、13時待ち合わせ。

電車が遅れることも想定して、少し早めに待ち合わせた。

10分前に「待ってるけど」という連絡。

すでに家を出ていることを伝える。

ふたりに乗車券と特急券を渡す。

ここでは乗車券1枚だけを入れて、通って受け取ることを話す。

1から10まで言う旅行。

ま、しょうがない。

そんな自分も、赤羽を過ぎた後にハッとした。

この電車、大宮着くの?乗り換えてないけど。急に冷や汗。

「着く着く。大宮。」

と言われホッとする。

この日、かなりの強風で徐行運転していた。

まずい、あんまり遅いと指定席の予約が。

発車をかけるように、トラブルで停車。

どーしよー、ハラハラ。

更に、武蔵浦和駅で電車が止まった。

終点だった。最悪だ。

心がかなり動揺したが、さっさと乗り換えて大宮まで行く。

ギリギリだったが、新幹線も強風により遅れていた。

なので、停車してすぐの発車だった。

          45分出発予定だったが、新幹線はまだ到着していない

はやぶさも、車内販売があった

さて、これで岩手まで一直線だ。

親たちの大好きな時間がやってきた。

お菓子広げて、座談会。

もうすぐ夕ご飯だというのに、おにぎりや茹で卵。

みかん、おせんべい。

荷物少なくと言ったのに。

と、思っていたらワゴンがやってきた。

ほとんど廃止されている中でのワゴン販売は母も大歓迎のよう。

母にホットコーヒーを頼む。

250円の金額に、安いと思った。

以前は400円くらいしたはずだけど。

自分は水筒に入れてきたので、何にもいらない。

そして、外はあっという間に銀世界。

おおおー、きれー。

目を見張るほどの真っ白い世界だ。

自分の目もキラキラ✨

仙台に着くと、スーツ姿の人の出入りが多い。

ちなみに今日は平日だ。

仙台駅は、雪が無かった。

盛岡の近くは雪が多くて、また気分がいい。

母は、すぐさま

「コーヒー」と叫ぶ。

雫石は、雪の中

盛岡駅から田沢湖線で雫石へ向かう。

待つことなく、電車に乗れた。

小さな2両車編成。

東京人はドアのボタンを知らない。

ボタン押さないと、開かない。

はいはい、押しますよ。

あったかーいストーブが付いていた。

わずか10分ほどだが雪が深い。

雪と聞くだけで、心躍らされる。

なんて綺麗。白銀の世界。

気温は0℃。

空気が切れるようだ。

雪はとても柔らかい。

思ったほど寒くない。

ゲイターも用意していたが、そんな余裕もなく靴の中に雪。

ズボン濡れまくり。

平日はバスが無いのでタクシーを呼ぶ。

親たちを早く温泉宿に連れて行かなければ。

吹雪の中すぐに来てもらえて、優しそうなおじいちゃん運転手。

前が見えないこともあり、ずっと徐行。

雫石から6キロほどと聞いていたが、4600円もかかった。

道路も真っ白だ。

吹雪いて前が見えないときもあった

おおーって感じ。

助手席に乗れば

もっと楽しかったな。

竹あがり加賀助  温泉宿

到着すると、銀山温泉のように旅館が立ち並んでいた。

受付の隣にはラウンジがあり、22時まで飲み放題だ。

ソフトドリンクやお酒、ビールも。

ソフトクリームもあった。

自分は飲まないので、お酒の良さがわからず。残念。

鍵をもらって部屋に行くと和室。

飲み物はラウンジから取りに行かないとならない。

安い分、セルフサービス。

お茶菓子もない。

親たちは、色々不服なことも言っていたが、まぁなんだかんだと過ごしているようだ。

温泉は露天風呂が無くて、ちょっと誤算だった。

有るとみていたのだが。

それは残念だったが、気分良く温泉に浸かっていた。

温泉は、誰もいなかったので写真を撮った。

バイキング ディナー

今まで行ったホテルと違い、こじんまりとして宿泊客もまばら。

品数もないが、普通の食事といったところ。

ここでもフリードリンク。

まばらな宿泊客

囲炉裏な感じがいい

バレンタイン・イベント

ナポリの演奏

寝静まったころ。

夜は写真動画の整理。

初のアクションカメラだったので、録画されていない。

雪景色も全て撮れていない。

心痛めて寝つけず。

ここまでの写真は一眼レフとスマホ。

不調のまま翌朝を迎える

翌朝、外はまた白銀の世界

部屋の裏の非常口から

夜中にけっこう降った

誰もいないことを想定して、ひとりで温泉に浸かる。

露天が無かったことがとても残念に思う。

温泉 | 竹あかりの宿 加賀助【公式】岩手の歴史が息づく鶯宿温泉
岩手県雫石町にある竹あかりの宿 加賀助の温泉をご紹介します。100%かけ流しの鶯宿温泉は、大理石と和風の日替わりでお楽しみいただけます。湯冷めしにくく保湿効果が高い美肌の湯として女性にも人気です。


朝食もバイキングで、本当に人が少なかった。

この旅館にいる宿泊客も少ないけど、車が無い場合この場所はかなり交通不便かも。

小岩井農場

チェックアウト、10時なので9時頃タクシーを予約する。

時間より早くタクシーが着いたので、旅館を後にする。

すっかり雪が止んだ。

昨日は吹雪いて前が見えなかったけど、今日はよく晴れて雪も解けているようだ。

この辺りは観光するものがほとんどなく、高齢者を楽しませるといったら、もう小岩井農場しかなく、自分もかまくらなど興味もあって、こちらに向かった。

思った以上に距離があり、運転手さんとの会話に耳を傾けてみると。

「最近ではタクシーも少なくなってね、

わたしも定年したんですけど、車が好きで趣味で登録してます。」

「前はバスも走っていたのですが、今はもうバスは廃止でして。

本当に人がいないんですよ」

「夏は、まだ人が来るんだけど。

冬はねー、誰も来ないです。牧場も閉鎖してます。」

そんな話も聞いて、小岩井農場開いているんだろうかと不安になった。

けっこうな長い距離で、タクシー代も6000円を超えていた。

行く先行く先、何もない。

ずっと雪景色のみ。

小岩井農場を選んでよかったのか、営業しているのか。

牧場も閉鎖しているようだ。

入口に到着。

除雪車がたくさんいる。

店員らしき人が、このタクシーに駆け寄ってきて、

「今日は雪がすごくて開園は12時からなんです」

まだ1時間30分もある。

向かいの売店はやっているようなので、その入り口まで運転手さんは車で案内してくれた。

雪の照り返しで日焼けしそう。

ちょっとしたものが高い。

気軽につまもうとできる値段じゃないなー。

とりあえずソフトクリーム。

見た目以上に濃厚で、

お腹いっぱいに。

昼ごはんが入らなそう

  あ、これ買おう

  牛乳は売り切れ

雪の道

「お待たせしました。営業しまーす」

12時営業のはずが11時30分に。

綺麗に除雪されてる

おみやげ、買いすぎでしょー

まだ歩くよー

入口くぐると、雪。

休憩所が雪で埋もれてる

休憩所があったので、

休んでもらう。

かまくらで小岩井牛のすき焼き

お昼だけど、お腹いっぱい。

でも、ここでそのまま帰ったらきっと後悔する。

かまくら初。

親たちもソフトクリームを人に分けるほど余裕なく。

13時。

自分はあまり食欲ないが親たちが、あれば食べる、というのでかまくらに向かう。

2人前から、と書いてあったが1人前でもいい、とのこと。

あー、あこがれだった。

かまくら。

こんな感じ。

入口小さい。

一組いたなぁ。

はいはいお邪魔します

狭。

コンロ一個

風が吹き抜ける―

こんな感じになっているのかぁ

おおー

これが一人前

さすが6000円

ご満悦であります。

よかったー

帰りのタクシーを予約し、時間があるのでまたお土産屋に入る。

ここで最後の小岩井のおみや

中身は前のお店と変わらず

食べてみたーい

出口。

小岩井農場から小岩井駅までは、そんなにかからず10分程度

タクシー代2000円くらい。

無事に小岩井駅に到着

この小岩井駅は小学生の通学ルートみたいで、たくさんの小学生たちが通っていった。

店の販売員が毎日、見送り担当のようで。

今日は平日なので、そんな光景も見られる。

電車きた。

盛岡に戻る。

盛岡駅構内

帰りまーす

もっと遅らせようと思っていたけど、どの時間も満席。

でも見るところが無かったので、かえって良かった。

次回は、どこ行こう。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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