4年目の命日

出来事

家に遺骨があるので、墓参りはしない。

もう4年。

たくさん過去の写真が最期を語る。

ずっと見れなかった。

半分の命も彼に与えられない。

無力な自分。

お花屋さんがちょうど吉方位だったので、前日買った。

白ユリなど白い花と紫桔梗。

見送った日と同じ匂い。

店員さんもすぐに、仏壇に供えるの?と聞いて来た。

白い菊を買ったからかなー。

そして、こう言われた。

「元気出してね。」

元気出して。

なんて残酷な言葉だろう。

元気出す、元気・・・。

全てを無価値にする出来事が、元気に、と。

4年前の自分に、自分だったらどう言うだろう。

まだ4年だ。

あまり変わらない。

そうだな、きっと、

「死にますか、もう意味がないから。」

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