あるところの詩

あるところの詩

相田みつを

誰にだってあるんだよ人には言えない苦しみが誰にだってあるんだよ人には言えない悲しみがうばえ合えば足りぬわけあえば余る幸せはいつでも自分の心が決める人生おいて最もたいせつなときそれはいつでも「いま」です何が一番欲しい?あれ...
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「そのうち」

そのうちお金がたまったらそのうち家でも建てたらそのうち子どもから手が離れたらそのうち仕事が落ち着いたらそのうち時間のゆとりができたら。そのうち・・・そのうち・・・そのうち・・・と、できない理由をくりかえしているうちに、結...
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病者の祈り

ニューヨーク大学リハビリテーション研究所の壁の祈りの詩 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった より偉大なことができるようにと 健康を求めたのに より良きことがで...
あるところの詩

「信じる」

人間は誰も困らないのです。困ったと思い込んでいるだけです。そうではなく、「あなたは本当にそれで困るの?そんなことないよ。大丈夫。今までも乗り越えられてきたのだから、きっと今度も乗り越えられるよ。私はあなたのことを信じてい...
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『ハチドリのひとしずく』

森が燃えていました森の生き物たちはわれ先にと逃げていきましたでもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たりくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます動物たちがそれを見て   「そんなことをして...
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